アコースティックドラムと電子ドラムの防音対策の違いとは？

こんにちは！今回はドラムの防音対策についてです。
ドラムの練習をする際には、音漏れや振動が周囲に迷惑をかける可能性があるため、防音対策は欠かせません。
その中でも、アコースティックドラムと電子ドラムでは、必要な防音対策が大きく異なります。
この記事では、アコースティックドラムと電子ドラムの防音対策の違いについてお伝えできればと思います。ぜひご参考にしてください！

■目次

■アコースティックドラムの防音対策
■電子ドラムの防音対策
■音漏れや時間を気にせず思いっきりドラムを演奏したいなら防音室が一番

アコースティックドラムの防音対策

まずはいわゆる普通のドラム、アコースティックドラムを演奏する際の防音対策についてです。アコースティックドラムは、皆さんご存じの通り打撃音や振動が非常に大きく、特に周囲への音漏れは深刻です。
アコースティックドラムの防音対策に必要なポイントとしては、以下のような項目が挙げられます。

専用の防音室の設置

アコースティックドラムの防音対策で最も効果的なのが、防音室の設置です。
防音室は、音を遮断し、外部に漏れないようにするための専用空間です。自宅に設置する場合には、オーダーメイドで施工する、市販の簡易防音室を設置する、自作で防音室を作るといった選択肢がありますが、ドラムの音量や振動はかなり大きく響くものであるため、専門の施工業者に依頼して防音工事をするのが最も安心といえます。

床の防振対策

ドラムは床に置いて演奏するため、打撃による振動は、床を通じて建物全体に伝わります。これを防ぐためには、床に防振マットやラバーマットを敷くことがおすすめです。また、床の下に厚手のカーペットや防音シートを追加することで、さらなる振動対策が可能です。

壁と天井の防音対策

床だけでなく、ドラムの音は壁や天井を伝って広がります。これを防ぐためには防音材を壁や天井に取り付けることが有効です。吸音パネルや防音シートを使用することで、音の反響を抑え、外部への音漏れを軽減できます。

ドラム自体の消音の工夫

ドラム自体の音量を抑える工夫することも防音対策の一環です。練習用に音量が小さめのスティックやミュートパッドを使用することで、音漏れを減らすことができます。

電子ドラムの防音対策

電子ドラムの場合は、アコースティックドラムに比べて音量が小さく、イヤホンやヘッドホンを使うことで音漏れを最小限に抑えることができます。とはいえ、完全に無音ではないため、以下の防音対策が必要だといえそうです。

打撃音と振動対策

電子ドラムの場合、音量自体はヘッドホンの使用によって軽減できるとはいえ、やはりパッドを叩く際の打撃音やペダルを踏む音は床や壁を通じて伝わってしまいます。この振動を軽減するためには、アコースティックドラムと同様に防振マットやラバーマットを敷くことが有効です。

近隣への配慮

電子ドラムは音量が調整できるため、夜間や早朝の練習でも比較的安心ですが、それでも完全に音が漏れないわけではないので、隣人や家族に配慮して練習時間を工夫することが大切です。

このように、アコースティックドラムは、音量が大きく、打撃音や振動が強いため、専用の防音室や防振対策が不可欠です。一方、電子ドラムは音量調整が可能で、打撃音や振動対策に重点を置くことで、比較的容易に防音対策を行うことができます。

どちらを選ぶにしても、自宅での練習には防音対策が欠かせません。自分の環境に合った方法を選び、効果的にドラムを楽しむための準備を整えましょう。

■音漏れや時間を気にせず思いっきりドラムを演奏したいなら防音室が一番

さて、ここまでドラムの防音対策についてお伝えしてきましたが、「プロを目指している」「時間を気にせず思いっきり練習したい」「バンドで合奏したい」という場合、防音室の導入を検討されることをおすすめします。

特にドラムの場合、音量・振動ともに大変大きいため、完全に音漏れに対応しようとすると、専門業者による本格的な防音工事を施工する必要があります。

オーダーメイドで設計する防音室は外部への音漏れを最小限に抑えるように設計されており、さらに演奏する楽器に合わせて室内の適切な音響効果まで考慮して施工されます。もちろん設置にはコストがかかりますが、近隣への迷惑を防ぎつつ快適に練習ができる環境を実現することができます。

私たち阪神防音では、プロ演奏家からも選ばれる高品質・高性能な防音室を業界一の低価格で施工しております！

過去にご依頼いただいたお客様をご紹介しています→https://www.hanshinbouon.com/voice/

ご家庭用のピアノ防音室、ドラム防音室、カラオケルームから、音楽スタジオ、ライブハウス、カラオケ店など業務用の防音工事まで幅広く対応しており、お客様の用途に応じて最適な防音設計をご提案いたします。

阪神防音では、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀といった関西エリアを中心に、日本全国での防音工事施工に対応可能です。

阪神防音が選ばれる理由

関西No.1の累計施工件数
数多くの住宅メーカー様とも提携し、累計施工件数は関西No.１。年間100件以上の施工件数と創業30年の信頼と実績を誇ります。
　
性能保証付・高性能防音室
多くのプロ演奏家からも選ばれている性能保証付き高性能防音室。夜間でも思いっきり演奏できる防音性能を実現します。

業界一の低価格
独自ノウハウにより品質をおとさず業界一の低価格を実現。家庭用防音室でも性能はそのままに、ご予算に合わせた防音設計が可能です。

用途別の防音設計
ご使用になられる楽器や演奏時間帯など、お客様の用途に合わせて一級建築士と音響コンサルタントが必要な防音性能をご提案いたします。

■【阪神防音】ショールームのご案内

阪神防音では、大阪駅前第2ビル2Fに防音体験ルームを設け、実際に防音室の防音機能や音響などを体験して頂いています。ピアノを常設しており、そのほか菅楽器・弦楽器などはお持込頂けます。お気軽にご利用ください。

【阪神防音株式会社 大阪ショールーム】

住所：大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第2ビル2F 30号
時間：10時～21時　※年中無休
※2019年8月より第2ビルに移転しました。

防音室を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください！