祭りの季節!自宅で太鼓の練習はできる?必要な防音対策とは?
こんにちは!いよいよ夏本番です。これから秋にかけては全国各地で地域の夏祭り、秋祭りが行われますが、そんなお祭りで演奏する太鼓などお囃子の練習に余念がない方もいらっしゃるのではないしょうか?
通常、近隣の公民館や学校、神社などで集まって練習することが多いかと思いますが、今回はお祭り大好きな方に向けて、「もし自宅で太鼓の練習をするなら」という想定で防音対策についてご紹介してみようと思います。
目次
■祭り囃子に使う太鼓の音量は?
■自宅で太鼓の練習をする際の防音対策とは?
■騒音を気にせず練習するには防音室がおすすめ
祭り囃子に使う太鼓の音量は?
祭り囃子に使われる太鼓には、一般的に締め太鼓、宮太鼓などが多いのではないかと思います。
それぞれの具体的な音量は太鼓の種類やサイズによりますが、大きな和太鼓の場合、100dB以上の音量を出すことがあります。これは、電車の通過音や工事現場の騒音レベルに匹敵します。
ちなみに他の楽器で100dBを越える音量のものには、同じ打楽器のドラムや、トランペットなどの金管楽器があります。
このようにかなりの音量であるために、もし自宅で練習しようと思ったら、防音対策には相当気をつかう必要があるといえます。
自宅で太鼓の練習をする際の防音対策とは?
自宅で太鼓の練習を行う際には、近隣への騒音を防ぐためにいくつかの防音対策を取ることが重要です。
1. ご近所とのコミュニケーション
音の発生源である人と日頃から顔見知りである場合と、全く面識がない場合とでは同じ音を聞いても感じ方が変わるものです。太鼓の練習は多くの場合、祭りの準備期間に集中して行われることが多いので、事前にご近所さんに挨拶をしておくと不要なトラブルが避けられるでしょう。
2. 練習の時間帯を選ぶ
次に、防音対策の前に考慮すべきことは練習する時間です。広大な土地の中にぽつんと建つ一軒家ならいざ知らず、多くの方はある程度住宅の密集している地域にお住まいだと思うので、なるべくご近所の迷惑にならない時間帯に音を出すようにしましょう。
早朝や夜など、多くの人が寝ている時間帯の練習は絶対にNGです。また深夜や早朝はとくに周囲が静かなこともあり、より一層音が響いてしまいます。
3. 練習場所を考える
できるだけ隣の住戸に隣接していない部屋や、窓のない部屋、壁のしっかりした遮音性の高い部屋を選びましょう。また、床がフローリングの部屋より、和室やカーペット敷きの部屋の方が音の反響を抑えることができます。
いずれも練習をする際には開口部を閉め、カーテンも閉めることで音漏れを軽減させます。
打楽器はとくに振動が伝わるので、マンションなど集合住宅に住んでいる場合、自宅での練習は要注意です。
4.楽器の消音をする
太鼓用の消音パットが市販されているので、それらのアイテムを活用することもおすすめです。実際の音の響きを確認したり、気持ちよく打ち鳴らすことはできませんが、撥さばきやリズムだけでも練習したい場合にはかなり有効な方法だといえます。
ただし、消音した場合も無音にはならず、振動音は発生するので、練習時間や場所には同じく注意する必要があります。
5.防音対策をほどこす
練習に使用する部屋に防音対策を施すことで、より音漏れを防ぐことができます。簡単に設置できるものから、DIYのように手間がかかるものもありますが、少しでも防音効果を高めたいのであれば、以下のような方法も検討してみましょう。
・防音マットの使用
床に防音マットを敷くことで、振動音や打撃音を吸収することができます。
・防音カーテンの設置
窓に防音カーテンを取り付けることで、音が外に漏れるのを防ぎます。
・防音パネルの使用
部屋の壁や天井に防音パネルを設置することで、音の反響を抑え、外部への音漏れを減少させます。
防音対策をしっかりと心がけることで、ご近所トラブルの心配をせずに練習に打ち込むことができるようになります。
騒音を気にせず練習するには防音室がおすすめ
さて、ここまで自宅で太鼓を練習するために必要な防音対策についてお伝えしてきましたが、もし「もっと本格的に練習をしたい」「時間を気にせず思いっきり練習したい」という場合、防音室の導入を検討するのも一つの方法です。
防音室は専用の防音素材で作られており、外部への音漏れを最小限に抑えます。防音室の設置にはコストがかかりますが、近隣への迷惑を防ぎつつ快適に練習ができる環境を実現することができます。
私たち阪神防音では、プロ演奏家からも選ばれる高品質・高性能な防音室を業界一の低価格で施工しております!
過去にご依頼いただいたお客様をご紹介しています→https://www.hanshinbouon.com/voice/
ご家庭用のピアノ防音室、ドラム防音室、カラオケルームから、音楽スタジオ、ライブハウス、カラオケ店など業務用の防音工事まで幅広く対応しており、お客様の用途に応じて最適な防音設計をご提案いたします。
阪神防音では、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀といった関西エリアを中心に、日本全国での防音工事施工に対応可能です。
阪神防音が選ばれる理由
関西No.1の累計施工件数
数多くの住宅メーカー様とも提携し、累計施工件数は関西No.1。年間100件以上の施工件数と創業30年の信頼と実績を誇ります。
性能保証付・高性能防音室
多くのプロ演奏家からも選ばれている性能保証付き高性能防音室。夜間でも思いっきり演奏できる防音性能を実現します。
業界一の低価格
独自ノウハウにより品質をおとさず業界一の低価格を実現。家庭用防音室でも性能はそのままに、ご予算に合わせた防音設計が可能です。
用途別の防音設計
ご使用になられる楽器や演奏時間帯など、お客様の用途に合わせて一級建築士と音響コンサルタントが必要な防音性能をご提案いたします。
■ショールームのご案内
阪神防音では、大阪駅前第2ビル2Fに防音体験ルームを設け、実際に防音室の防音機能や音響などを体験して頂いています。ピアノを常設しており、そのほか菅楽器・弦楽器などはお持込頂けます。お気軽にご利用ください。
【阪神防音株式会社 大阪ショールーム】
住所:大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第2ビル2F 30号
時間:10時~21時 ※年中無休
※2019年8月より第2ビルに移転しました。
防音室を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください!