窓を開ける夏は要注意!騒音にならないテレビの音量とは?
こんにちは!夏になると、窓を開けて過ごすことが増えるかと思います。
ですが、窓を開けると生活音が漏れやすくなり、それによって騒音トラブルの原因になることもあります。
中でも、テレビの音量は意外と外に漏れやすいものです。そこで今回は、騒音を防ぐためのテレビの適切な音量設定や、音漏れを防ぐための工夫、視聴環境の整え方についてご紹介しようと思います。
■目次
■テレビの音量と騒音問題:どのくらいのボリュームが適切?
■テレビの音漏れ対策:どのような工夫をすればよい?
■生活騒音が気になるなら防音工事も選択肢に
■【阪神防音】ショールームのご案内
■テレビの音量と騒音問題:どのくらいのボリュームが適切?
まず理解しておきたいのは、騒音と感じられる音のレベルについてです。
一般的に、50デシベル以上の音は騒音として認識されやすいと言われています。50デシベルとは、例えば普通のオフィスや静かな住宅街の環境音に相当します。60デシベルになってくると、騒音と感じる方が多くなります。どのくらいかというと洗濯機やトイレを流す音、デパートの店内と同じくらいの音量です。
そして、テレビの音もだいたい60デシベルくらいになります。とくに窓を開けると外の環境音によって音声が聞き取りづらくなり、普段より音量を上げてしまいがちになるため注意が必要といえそうです。
近隣への騒音とならないテレビの音量は50デシベル以下になるよう設定することが望ましいです。
ただ50デシベルといわれても、ピンと来ない方も多いのではないでしょうか。今、自分のいる場所の騒音レベルがどれくらいかを客観的に知るためには、騒音計測のアプリなどを利用することも一つの方法です。
また、日中よりも周囲が静かな夜間や早朝は音が響きやすいので、さらに音量を下げる配慮も必要です。
■テレビの音漏れ対策:どのような工夫をすればよい?
ではどのようにすればテレビの音漏れを防ぐことができるでしょうか?音漏れを防ぐための工夫として、まずできることはテレビの設置場所の見直しです。
よく開ける窓の近くには設置しない、また集合住宅の場合であれば、お隣の住戸に面している壁側を避けて配置したり、壁からの距離を離すといった方法が考えられます。
少し手のかかりますが、テレビの後ろに吸音ボードなどを設置するというのも一つの方法です。
窓を開ける際の時間帯にも注意が必要です。昼間の時間帯であれば、多少の音漏れがあっても許容されることが多いですが、夜間や早朝は周囲が静かであるため、少しの音でも目立ちやすくなります。このため、夜間に窓を開けてテレビを視聴する場合には特に音量を低く設定するか、イヤホンなどを使用することで問題を回避できます。
■生活騒音が気になるなら防音工事も選択肢に
テレビに限らず、生活騒音は普通に暮らしていても、どうしても発生してしまうのものなので、いかに抑えるか、という部分がポイントとなります。
自分が発する騒音を抑える以外にも、近隣から聞こえてくる騒音を防ぐためにも、物理的に防音工事を施す、という方法もあります。
防音工事といえば、「音を気にせず楽器の練習をしたい」といった場合の、中から出る音を漏らさないための防音室がイメージとしてすぐ浮かぶかと思いますが、それ以外にも「近隣の騒音で寝られない」といった場合に、外からの音を防ぐための防音工事をするケースもあります。
また、同居する家族や近隣への音漏れを気にせず、大音量でテレビや映画を見たい!という場合には、防音のシアタールームを作るという選択肢もあります。
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