自宅でトランペットを練習するための防音対策とは?

トランペットは華やかで力強い音色が特徴の楽器ですが、その大音量は住宅環境では大きな問題になりがちです。特にマンションやアパートなどの集合住宅では、音が壁を越えて響き、近隣の住民に迷惑をかける可能性があります。しかし、練習しなければ上達は望めませんし、音を出すこと自体が演奏技術向上に不可欠です。
では、自宅でトランペットを快適に練習するためにはどのような防音対策が必要なのでしょうか?本記事では、トランペットの音の特徴を理解したうえで、適切な防音対策を紹介していきます。
■目次
■トランペットの音の特徴とは?
■手軽にできる防音対策は?
■ミュート(消音器)も活用しましょう
■自宅で音漏れを気にせず思いっきり練習したいなら防音室も検討
■トランペット、管楽器の防音工事・防音室の施工を頼むなら、プロに選ばれる品質&低コストの阪神防音へ!
■トランペットの音の特徴とは?
まず、効果的な防音対策を考えるために、トランペットの音がどのような特性を持っているのかを理解しておきましょう。
● 大きな音量
トランペットの音量は非常に大きく、通常の演奏で約80~90dB、強く吹くと100dBを超えることもあります。これは地下鉄の車内や電車の踏切音に匹敵するレベルであり、壁や床を通じて周囲に伝わりやすい音量です。
● 指向性の強い音
トランペットの音はベル(いわゆるラッパ)から直線的に放射される指向性の強い音です。つまり、演奏する方向によって音の伝わり方が変わり、対策の仕方も異なってきます。
● 高音域が豊富
トランペットの音は主に高音域が中心であり、高周波成分が多く含まれます。この高周波の音は壁や窓を通り抜けやすいため、通常の防音対策では不十分な場合があります。
このような特徴を踏まえ、自宅で練習をする際の防音対策を検討していきましょう。
■手軽にできる防音対策は?
このように、音漏れしやすいトランペットを自宅で練習する際には、ご近所迷惑にならないために防音対策をする必要があります。
特に住宅が密集した都市部や、集合住宅では騒音トラブルに発展しかねません。
まずは簡単にできる防音対策から、できる範囲で試してみましょう。
● 部屋の選び方
まずは、なるべく音漏れがしにくい部屋で練習することをおすすめします。
例えば、下記のような条件の部屋を選びましょう。
・隣接する部屋が少ない角部屋を選ぶ(音漏れのリスクを軽減)
・地下や1階の部屋(上の階よりも音が響きにくい)
・窓が少ない部屋(音漏れしにくく、対策もしやすい)
● 窓やドアの隙間をふさぐ
音は空気振動で伝わるため、開口部は音漏れの大きな要因となります。
・防音カーテンを使って窓からの音漏れを防ぐ
・窓にプラダン(プラスチックダンボール)や防音シートを貼る。
・ドアの隙間を防音テープや隙間テープで埋める
● 床や壁の音対策
壁や床が振動することでも音は伝わります。また、反響が大きいとより音が響いてしまうので、床や壁面にも工夫が必要です。
・床にカーペットや防音マットを敷く(床への振動を減らす)
・壁に吸音材を貼る(反響音を抑え、音量を軽減)
ここにご紹介した方法では、完全な防音は不可能ではありますが、このような簡単な工夫だけでも、ある程度の音漏れを抑えることができます。
■ ミュート(消音器)も活用しましょう
上でご紹介した、部屋の防音対策以外にも、トランペットの音を直接抑える方法として、ミュート(消音器)を使用するのも効果的です。
● プラクティスミュート(練習用ミュート)
プラクティスミュートは、音を大幅にカットできるミュートで、特に電子式のものはヘッドフォンで自分の音を確認しながら練習できます。
参考:https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/winds/silent_brass/index.html
● ストレートミュートやカップミュート
完全な消音ではありませんが、演奏でも使用することがあるストレートミュートやカップミュートでも、ある程度音量を抑えることができます。
ミュートを使用することで音量を抑えつつ、周囲への配慮をしながら練習できるようになります。
トランペットは音量が大きく、指向性の強い高音域を持つため、自宅での練習には工夫が必要です。
また、練習時間を工夫し、近隣の人への配慮を忘れないことも大切です。できる範囲で防音対策を行いながら、快適な練習環境を整えましょう!
■自宅で音漏れを気にせず思いっきり練習したいなら防音室も検討
さて、ここまで自宅でトランペットを演奏する際の防音対策についてお伝えしてきましたが、「プロを目指している」「時間を気にせず思いっきり練習したい」という場合には、自宅に防音室の導入を検討するのも一つの方法です。
演奏会前や、受験、コンクールを目指す場合など、少しでも練習時間を確保したいと考えるのであれば、時間を気にせず練習できる防音室が自宅にあるというのは大きなメリットです。
もちろん設置にはそれ相応のコストがかかりますが、防音室を設置することで、近隣への迷惑を防ぎつつ、いつでも練習ができる自分だけの空間を実現することができます!
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