部屋を防音室にしたい!と思ったら、まず考えるべき事

自宅で楽器を演奏したい、動画配信をしたい、あるいは静かな環境で仕事や勉強に集中したいと考えたときに、防音室を作ることを検討する人は多いでしょう。しかし、防音室を作るには、ただ単に壁を厚くすればいいというわけではありません。防音のメカニズムを理解し、適切な対策を取ることで初めて効果的な防音環境が実現できます。
この記事では、部屋を防音室にする際にまず考えるべきポイントについてご紹介します。どのような騒音を遮断したいのか、防音のための具体的な方法にはどのようなものがあるのか、そして費用対効果を考えながら最適な防音方法を選ぶためのヒントをお伝えできればと思います。
■目次
■防音の基本を理解する
■防音室を作る前に考えるべきこと
■【全国対応】防音工事・防音室の施工を頼むなら、プロに選ばれる品質&低コストの阪神防音へ!
■防音の基本を理解する
まず最初に、防音とは何かについて理解しておく必要があります。防音とは、音が外に漏れたり、外の音が中に入ってきたりするのを防ぐための技術のことを指します。
・遮音と吸音
一口に防音といっても、「遮音」と「吸音」という二つの異なる概念が存在します。遮音とは、音を遮ることで外部へ漏れたり侵入したりするのを防ぐことを指します。具体的には、厚い壁や密閉性の高い構造を用いることで、音の伝達を遮断する方法です。吸音は音の反響を抑えるためのもので、室内の音をクリアにし、余計なノイズを減らす効果があります。たとえば、布製のカーテンやカーペット、吸音パネルを使用することで、音の響きを調整することができます。
・「空気伝播音」と「固体伝播音」
また、音は「空気伝播音」と「固体伝播音」に分類されます。空気伝播音とは、声や楽器の音、テレビの音のように空気を介して伝わる音のことを指します。これを防ぐためには、隙間を埋めたり、厚みのある壁を作ることが重要です。一方、固体伝播音は、足音や家具の移動音など、振動を伴って建物を伝わる音のことで、これを防ぐには防振材を使用したり、床や壁を二重構造にすることが有効です。
参考:https://www.suganami.com/shop/sound/column/so0001
そのため、どのような種類の音の漏れを防ぎたいか、演奏する楽器の種類など防音室の用途によって、対処法が異なるといえます。
■防音室を作る前に考えるべきこと
・用途や目的
防音室を作る際には、まずどの程度の防音効果を求めるのかを明確にすることが重要です。例えば、ただ静かに仕事をしたい程度であれば、簡単な吸音材を設置するだけでも十分かもしれません。しかし、楽器演奏や録音を目的とする音楽スタジオのような場合には、本格的な遮音構造を検討する必要があります。
・予算と防音性能
一般的に部屋に防音工事をして防音室を作るとなると、100万円以上の費用がかかってきます。施工費用は防音性能が高くなればなるほど上がるため、オーバースペックになりすぎないように施工することが、コストパフォーマンスを高めるための要となります。
夜間にも大きな音を出したいのか、日中の音漏れを少し軽減できれば良い程度なのか、どの程度の防音性能が必要なのかも、用途と合わせて考えておきましょう。
・どの部屋を防音にするか?
目的が明確になれば、どの部屋に防音室をつくるのかを決める必要があります。
一部屋丸ごと防音室にする場合、どうしても元の部屋の面積よりも狭くなってしまうので、グランドピアノやドラムセット、マリンバなど大型の楽器を入れようと考えているのであれば、それなりの広さがある部屋に施工する必要があります。
さらに、もし、防音室内にエアコンを設置する場合には、室外機置き場との位置も考慮する必要もあります。
部屋を防音室にしよう!と思ったら、まずはこれらのことを検討してみてください。
そして、自分だけで考えようとしても難しい部分もあるので、まずは信頼のおける防音工事業者を見つけて、プロに相談をしてみるのがよいでしょう。
プロの視点から様々なアドバイスを受けることで、より具体的にイメージが膨らむはずです。
また業者によっては、防音室が体感できるショールームを設けているところもあるので、見学してみるのもおすすめです。
快適な防音空間を実現するために、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
■【全国対応】防音工事・防音室の施工を頼むなら、プロに選ばれる品質&低コストの阪神防音へ!
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※2019年8月より第2ビルに移転しました。
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