マンドリンを自宅で練習するための防音対策とは？

こんにちは！今回は自宅でマンドリンを練習する際に気を付けたい防音対策について書いてみようと思います。
マンドリンは、繊細で美しい音色が特徴の弦楽器で、多くの音楽愛好者に親しまれています。しかし、自宅で練習する際には、音の大きさや響きが問題となることがあります。特に集合住宅に住んでいる場合、音漏れによるトラブルを避けるために、防音対策が不可欠です。
本記事では、マンドリンを自宅で安心して練習できるようにするための防音対策についてご紹介します。

■目次

■マンドリンの音の特性
■自宅でマンドリンを練習する際におすすめの防音対策
■時間を気にせず思いっきり弾きたいなら防音室が一番
■【阪神防音】ショールームのご案内

■マンドリンの音の特性

マンドリンは、ピックで弦を弾くことで明るく繊細な音を生み出します。
マンドリンの音の特徴として、空気中に伝わる「空気伝搬音」として広がります。特に高音域は、耳に入りやすく音漏れしやすくなります。
また、マンドリンの特徴であるトレモロ奏法（連続的に弦を細かく弾く奏法）も、良く響くので、防音の観点では注意が必要といえそうです。

■自宅でマンドリンを練習する際におすすめの防音対策

自宅でマンドリンを練習するためには、近隣への音漏れを防ぐために、まず基本的な防音対策を実践することが大切です。以下に、自宅で簡単に取り入れられる防音対策を紹介します。

1，練習の時間帯を選ぶ

練習する際は深夜や早朝など人が寝ているような時間は避けて、日中～夕方にするよう心がけましょう。防音設備のない部屋であれば、遅くとも8時くらいには音出しをやめるのが良いでしょう。
集合住宅や都会の密集した住宅地の場合は、自分が思っている以上に音が漏れ聞こえている場合もあるので、なるべくご近所の迷惑にならない時間帯を選んで音を出すようにしましょう。

2，防音カーテンと吸音材の使用

部屋の窓やドアから音が漏れるのを防ぐために、防音カーテンを使用することをお勧めします。防音カーテンは、厚手の生地でできており、完全ではありませんが音を吸収して外部に漏れるのを抑える効果があります。また、壁や天井に吸音材を取り付けることで、音の反響を抑え、外部への音漏れをさらに防ぐことができます。

3，カーペットやラグの活用

床から音が伝わるのを防ぐために、カーペットやラグを敷くことも効果的です。これにより、マンドリンの音が床を通じて他の部屋や階下に伝わるのを軽減できます。特に、厚手のカーペットを使用すると、音の吸収効果が高まります。また、家具を配置することで、部屋全体の音の反響を抑える効果も期待できます。

4，サイレンサーを使用する

マンドリン以外にも、ギターなど幅広い弦楽器に使用できる、サイレンサーが市販されています。スポンジの付いた器具で弦を挟むことで、物理的に響きを消して音量を小さくすることができ、音漏れもかなり防ぐことができます。
ただし、実際の音色とは変わってしまうので、細かな音の響きを調整しながら練習をしたい方には不向きといえます。

■時間を気にせず思いっきり弾きたいなら防音室が一番

さて、ここまで自宅でマンドリンを練習するために必要な防音対策についてお伝えしてきましたが、「プロを目指している」「時間を気にせず思いっきり練習したい」という場合、防音室の導入を検討するのも一つの方法です。

防音室は既存の自宅の一室に防音工事を施すことで、外部への音漏れを最小限に抑えます。また、演奏する楽器に合わせて防音性能や室内の適切な音響効果まで考慮して施工します。
もちろん設置にはコストがかかりますが、近隣への迷惑を防ぎつつ快適に練習ができる環境を実現することができます。

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